今回ご紹介するのは、なんと10年近くもピラティススタジオを探していて、ご自宅の近くに当スタジオを見つけて来てくださったクライアントさまです。
肩の痛みに長く悩まれており、これまで定期的な通院やリハビリも続けてこられた方です。
最初は「下半身も変えていきたい!」とのご希望があり、まずはマスターストレッチの“3か月美脚コース”からスタートしました。美脚づくりにはマスターストレッチだけでは少し要素が足りないと感じているため、ピラティスや骨格調整のトレーニングも組み合わせて進めています。
後半の3か月はマシンピラティスにコースを変更し、週1回のペースでコツコツ取り組んでくださいました。
続けるうちに身体のいろいろな変化を感じてくださり、ある時とても嬉しそうにこんなお話をしてくださいました。
普段ウォーキングの習慣があるそうなのですが、これまでは歩き始めてすぐに脚の後面に痛みが出てしまい、最初はゆっくりペースで歩き出さなければならなかったとのこと。
それが、マシンピラティスに切り替えた頃から 脚の後面の痛みを感じなくなり、歩き始めの痛みがなくなったんです! と教えてくださいました。
今回は 「重心の位置が整うと、ここまで変わる」 ということがはっきり分かる変化でした。
写真で比べると、立ち姿の安定感や身体の使い方が大きく変化しているのが分かります。
📍 正面からの変化
正面から見ると、とくに変わったのが 重心の乗り方。
- Beforeは、足の左右どちらかに重心が流れやすいように見え、
膝の向きにもわずかなブレがありました。 - Afterでは、
体の中心にスッと重さが落ちて、まっすぐ立てるように。
足の裏の接地も均等になり、脚のラインが整いました。
胸の高さや腕の位置の安定もアップしていて、
体幹で支えられている感じが伝わってきます。

📍 横から見た変化
横姿勢では、
胸郭・骨盤・重心の位置関係が大きく改善しています。
- Beforeは、体がやや後ろに残り、かかと重心ぎみ。
- Afterでは、
耳・肩・骨盤・くるぶしのラインが一直線に近づき、
自然にニュートラルポジションが取れるように。
呼吸のしやすさや、立つ・歩くときの疲れにくさも変わってきているはずです。

📍 後ろ姿の変化
後ろ姿は、骨盤や下半身の変化がとても分かりやすいです。
- 骨盤の左右差が小さくなり、
お尻が真ん中に戻ってきた印象。 - 脚の向きや立ち方も安定し、
全体のシルエットがまっすぐに。
日常の立ち方・歩き方のクセが改善されてきている証拠です。

📍 6か月でここまで変わった理由
ご本人とってはなかなかきついトレーニングだったかもしれませんが
基本的に呼吸・骨盤の位置・重心の乗せ方といった
“身体のベース”を整えることをコツコツ続けていただいた結果です。
- インナーが働きやすくなる
- 股関節の動きがスムーズになる
- 呼吸の広がりが変わる
- 日常姿勢そのものが整う
そんな小さな積み重ねが、立ち姿に大きく現れています✨
📍 最後に
6か月での変化はあくまで「通過点」。
ここからさらに、動きの質や快適さが深まっていくのがピラティスの楽しいところです。
クライアントさんの変化を見るたび、
身体ってこんなにも応えてくれるんだなぁと改めて感じます😊

